環境省環境研究総合推進費戦略的研究開発領域課題(S-12)
SLCPの環境影響評価と削減パスの探索による気候変動対策の推進
中島 映至 (国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター 参与)
SLCPの環境影響評価と削減パスの探索による気候変動対策の推進
中島 映至 (国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター 参与)
テーマ4:統合運用システムの構築
テーマリーダー:芳村圭(東京大学大気海洋研究所 准教授)
- 成果目標
- 各テーマが開発する排出インベントリシステム・地域を対象とした統合評価モデル・気候と環境変動の影響評価システムを連結した統合運用システムの稼働
- 政策立案者とステークホルダーが参加して、対策コストと影響を評価しながら能動的に最適パスを探査する手法の確立
- 上記の運用に必要な簡易政策ツールキットの開発と、必要な情報発信
- 研究概要
テーマ1〜3が開発するSLCP排出インベントリ高度化システム・AIMのSLCP過程の高度化システム・気候変動の影響評価システムを連結した統合運用システムの開発を実施する。そのために、3つのシステムの連結に役立つツールキットとデータ授受のためのデータアーカイブシステムを作成する。政策立案者が参加して、対策コストと影響を評価しながら能動的に最適パスの探査を試みることにより、システム利用法を確立する。そのために、様々な削減パスの影響を評価できるユーザインターフェースを作成する。NICAM-Chemモデルの整備を行う。特に、領域シミュレーションの精度向上のために地表面過程の高度化を行う。
- メンバー
鈴木 健太郎 (東京大学大気海洋研究所 准教授)